[東北復興支援サッカークリニック]
6月30日10時より、宮城県石巻市にある鹿妻小学校の体育館にて、60名のサッカー少年少女と共に、約2時間、東北復興支援サッカークリニック第4回目を開催させて頂きました。
[石巻市周辺のサッカーチームの現状]
石巻市内にはたくさんのサッカーチームがあります。
津波の被害でグランドがなく、遠くまで遠征に行って練習する事を余儀なくされるチームが
沿岸部には多数あります。
その一方で、内陸部では幸いにも被害がほとんどなかったことから、
通常通りの練習が続けられており、その練習量の差がチームの差、
そしてサッカーに対する思いの差に繋がるような懸念さえあります。
そんな中でも、たくさんの人たちに支えられ、被災地のサッカーを愛する子供達は
活動を続けております。
まずはボールを使ったウォーミングアップ!
狭い体育館でも、工夫をすれば効率的な練習が行えます!
高田コーチの体の使い方についてのレクチャーです。
子供達は実際にプロの技術を見ながら学んでいます。
遠藤コーチにデモンストレーションを指名された選手です!
照れながらも見事なプレーを見せてくれました!
ゲーム風景です!
未来のなでしこジャパンを発見!
高田コーチ、遠藤コーチからは、“練習する場所がなくとも、何か必ず出来る事はあるはず、
それを見つけて、頑張ってください“とお話がありました。
サイン会の様子です。
クリニック終了後、山形のボランティア団体“みどりの会”の皆様が炊き出しに来てくれました。
とても美味しいおむすびと、うどんをありがとうございました!
石巻市では、子供達が思いっきり遊べる公園なども未だ少なく、サッカーを練習するのが
難しい環境が続いておりますが、子供達は僅かな時間とスペースを見つけ、
練習に取り組んでおりました。
また一緒にサッカーが出来る時まで、みんなそれぞれ練習頑張って行きましょう!
開催へ向け、ご協力くださいました市民の会の川口様、各チームのコーチの皆様、
緑の会の皆様、本当にありがとうございました。
継続的な支援ができるよう、これからも宜しくお願いいたします!